「将来の物価高が不安…」
「セミリタイア後の生活費を少しでも下げたい…」
そんな思いから、自給自足や家庭菜園、農業に興味を持つ人は年々増えています。
実際、野菜の価格は上がり続け、農家の高齢化で今後さらに食料不安は強まるでしょう。
そこでこの記事では、
セミリタイア後に農業を取り入れることは現実的なのか?
そして、農業に向いている人・向いていない人の特徴を、実体験ベースで正直に解説します。
この記事を読むことで、
✔ 農業の「理想」と「現実」のギャップ
✔ 自分が農業に向いているかどうか
✔ セミリタイアと農業の相性
がハッキリ分かります。
「セミリタイア × 自給自足」が注目されている
日本の農業は高齢化が進み、農家は年々減少しています。
その影響で、野菜や米などの食料価格は今後も上昇する可能性が高いです。
セミリタイア後は、
「いかに稼ぐか」よりも
「いかに支出を減らすか」
が生活の安定に直結します。
その点、
自分で野菜を作れるスキルは一生モノの節約術になります。
お金がなくても、食べ物は自分で作れる。
これは精神的な安心感も非常に大きいです。
ただし、農業には「向き・不向き」がはっきりある
農業は「のんびり」「癒し」というイメージを持たれがちですが、
現実はかなり肉体労働寄りです。
ここからは、
実際に農業をやって感じた「向いている人の特徴」を、マイナス面も含めて正直に紹介します。
農業に向いている人① 体力に自信がある人
農業は、とにかく体を使います。
- 真夏の30℃超えの畑
- 無限に生えてくる雑草
- 20kg以上の肥料や水を運ぶ作業
- 鍬で耕し、畝(うね)を立てる重労働
大根・白菜・サツマイモなどは、
収穫すると10kg以上のかごを運ぶことも珍しくありません。
しかも畑は足場が悪く、歩くだけで体力を削られます。
私は長靴ではなく基本は足袋で作業しています。
足袋は足裏で地面をつかめる分、足腰がかなり鍛えられます。
腰痛持ちの人は特に覚悟が必要です。
畑仕事は、かがむ作業がとにかく多いからです。
農業に向いている人② 黙々と作業できる人
農業の作業は地味の連続です。
- 除草
- 耕運
- 種まき
- 芽かき
- 石拾い
- 畝立て
- マルチ張り
正直、華やかさは一切ありません。
特に畝立ては、私の中でトップクラスの重労働でした。
10mの畝を10本、人力で作る作業は心が折れそうになります。
雑草は抜いても抜いても生えてきます。
夏は「除草が仕事」と言っても過言ではありません。
単調な作業をコツコツ続けられる人でないと、農業はかなりキツいです。
農業に向いている人③ 虫がそこまで苦手じゃない人
畑には必ず虫がいます。
益虫:
- ミツバチ
- カマキリ
- テントウムシ
これらは問題ありません。
問題は害虫です。
- アブラムシ
- カメムシ
- 芋虫
- ウリハムシ
- バッタ
これらは作物に甚大な被害をもたらします。
無視できないので、駆除が必須です。
私はカメムシ用にペットボトル捕殺機を作りました。
刺激すると強烈な臭いを出すので、慣れない人には地獄です。
農業に向いている人④ 早起きできる人
夏の農業は早朝が勝負です。
- 朝4時に起床
- 涼しいうちに収穫
- 朝採り野菜を直売所へ
真夏の昼間は危険な暑さなので、ほぼ作業できません。
朝に動けない人は、農業そのものが成立しません。
農業に向いている人⑤ 収入に期待しない人
これが一番重要です。
小規模農業の収入は、正直ほとんどありません。
私の場合も、
年間10万円以下、月1万円未満です。
しかもそこから、
- 苗代
- 肥料
- 資材費
を引くと、実質利益はもっと少ないです。
農業は
「稼ぐ」より「支出を減らす」ための手段
と考えた方が精神的に楽です。
収入に期待して農業を始めるとこんなに大変なのに、
全然稼げないと思ってしまいます。
私の初年度のリアル収益公開は以下の記事にまとめています。
それでも私が農業を続る理由
正直、農業は大変です。
でも慣れてしまえば、意外とどうにかなります。
私の場合、
- 体力 → 元々自信があった
- 虫 → 苦手だったが克服した
- 単純作業 →細々した作業は得意だった
- 暑さ → 汗をかくことが嫌いでない
- 収入 → 元々期待していない
何より、
自分と家族の食べ物を自分で作れる安心感は、お金では買えません。
農業は、高齢者が多い業界ですが、
実は「一生続けられる最高の健康法」でもあります。
私は、体が動かなくなるまで、農業を続けるつもりです。
私が農業を選んだ理由は以下の記事に記載しています。
まとめ
セミリタイア後に農業を取り入れることは、
収入アップではなく、生活防衛の最強手段です。
ただし、
- 体力
- 根気
- 虫耐性
- 早起き
- 低収入でも続けられるメンタル
この5つがなければ、かなりキツい世界です。
「のんびり田舎暮らし」に憧れている方は、
この現実を知った上で農業を選ぶことが、
後悔しないセミリタイアへの近道になります。




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