2026年2月に入り、米国株はハイテク株を中心に下落が目立っています。
とくにNASDAQ100はテクノロジー比率が高いため大きく動いており、その影響で「新NISA 暴落」「NISA 損切り」という検索ワードも増えています。
ネットやYouTubeでは不安を煽る情報が多いですが、下落局面こそ長期投資の本質を理解するチャンスでもあります。
この記事では、
✔ なぜ私はS&P500やNASDAQ100を淡々と買い増ししているのか
✔ 下落をどう捉えるべきか
✔ 歴史的データから分かる投資戦略
を、歴史実績データを交えて解説します。
米国株は暴落しても長期ではプラス成長してきた
米国株の代表であるS&P500は、1928年〜現在までの長期データでも、プラス傾向を維持しています。
歴史データを見ると、S&P500は
- 好調な年:+34.1%(1995年)
- 大暴落年:-38.5%(2008年)
- 大きな下落年:-23.37%(2002年)、-19.64%(2022年)
など、上下の振れ幅が大きい年も含めて成長してきました。
これはつまり、年によっては大きなマイナスになる年がある一方で、長期で積み重ねるとプラス成長の年の影響が大きいということです。
こうした歴史的データから、私はNISAで購入したS&P500は
投資を始めてから一度も売却したことはありません。
S&P500の平均利回りは何を意味するのか
よく「S&P500は年平均利回り7%〜10%」といわれますが、これには重要なポイントがあります。
この利回りは
毎年7%になるという意味ではない
年ごとのリターンは極めてばらつきますが、
- プラス年度が多い
- 長期で成長している
という統計的事実があります。
つまり一時的な下落があっても、上下を繰り返し、
「長年続けることで平均値に近づく傾向がある」ということです。
このことを理解しないまま投資をすると、短期的な下落で不安になってしまうのです。
私は数十年という長期期間を前提として投資しています。
そのため、短期的に二桁の下落があっても、気にしていません。
下落はチャンス⁉︎ なぜ買い増しが合理的なのか
株価が下落すると、同じ金額でより多くの口数を買うことができます。
これはドルコスト平均法の本質です。
新NISAのような積立投資は毎月投資額を固定するため、下落局面では“割安で買える”という強みがあります。
例えば下落局面で追加投資できる現金があれば、後の上昇局面で恩恵を受けやすくなります。
過去の統計でも、弱気市場の後には強気相場が訪れるパターンが多く、
一時的な下落は長期投資の「買いどき」とも言えます。
2022年はS&P500は年初からマイナスが続いていました。
この時、私はジュニアNISAでS&P500を購入したのですが、
今ではリターンは100%越え。つまり資産は2倍に膨らんでいます。
2022年の下落は正直辛かったです。
ですが、今ではあの時に購入を決意して本当に良かったと思っています。
将来的に資産を増やすにはああいった下落時に買い増しすることが重要だと実感しました。
新NISAで損切りしてしまう人が増える理由
ネットでは「損切りすべき」「NISAは危険」という意見もありますが、これは短期的な値動きだけで判断している可能性が高いです。
新NISAは非課税の長期投資制度であり、
税制メリットを最大化するためには長期継続が重要です。
短期で売ってしまうと、
せっかくの非課税枠が無駄になってしまうケースがあるため注意が必要です。
銀行やランキングに惑わされない投資の判断
最近は銀行でも新NISAを積極的に勧めています。
しかし、忘れてはいけないのは、
銀行は営利企業であるということ。
人件費をかけて勧める商品には、
当然銀行側のメリットがあります。
また、ネット証券の投資信託ランキングも、
- 手数料が高い商品
- 短期的に人気化している商品
- ハイリスク商品
が上位に来ることもあります。
「人気=安全」ではありません。
短期の情報に振り回されないメンタルづくり
歴史データを理解していれば、下落局面でも冷静に対応できます。
下落しているからといってすぐに判断を変えるのではなく、
✔ 投資哲学を持つ
✔ 自分でロジックを説明できる
✔ 売る理由・買う理由を自分で持つ
こうした基礎があれば、暴落情報や短期ニュースに動じずに済みます。
暴落をチャンスに変えるための3つの確認事項
下落時に慌てないために、以下を確認してください。
① なぜその銘柄に投資しているのか
自分の言葉で説明できますか?
② 手数料はいくらか
信託報酬は何%ですか?
③ 平均利回りは何年間のデータか
短期データだけを見ていませんか?
これらを理解していれば、
短期下落で不安になることは大きく減ります。
投資詐欺にも要注意
ここ最近は投資詐欺も増えています。
- 「確実に儲かる」
- 「ノーリスクハイリターン」
こうした話は存在しません。
私自身も迷惑メールや営業電話を経験しています。
家族にも注意喚起をしています。
まとめ
2026年に入り株価が下落しても、
S&P500は歴史的に長期成長してきた
年によっては大暴落もあるがプラス年も多い
下落は長期投資のチャンスとなる
新NISAは売らずに使い続ける価値がある
ということが歴史データから見えてきます。 短期的な値動きに振り回されず、
歴史実績を理解した上で淡々と積立投資することこそが、長期資産形成の再現性の高い戦略です。


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