「家を買ったらセミリタイアできない」と思っていませんか?
セミリタイアを目指し始めると、必ずと言っていいほど目にするのがこの意見です。
「家を買うとセミリタイアできない」
「賃貸の方が身軽でお金も貯まりやすい」
特に、
30代・子持ち・共働き世帯にとって、
マイホーム購入は大きな決断です。
私の場合、既に家を購入していたため、
セミリタイアできるのか非常に悩みました。
ですが結論から言うと、
持ち家でもセミリタイアは可能です。
実際、私は
30代・子持ち・持ち家ありでセミリタイアしています。
この記事では、
「家を買う=セミリタイア不可能」
という考えに対して、
私なりのリアルな考え方(ポジショントーク)をお伝えします。
この記事で得られること
この記事を読むことで、
- 持ち家でもセミリタイアできる理由
- 賃貸と持ち家を「子持ち・共働き視点」で比較した考え方
- 住宅ローンを「負債」ではなく「戦略」に変える方法
- セミリタイアとマイホームを両立させる現実的な考え方
が分かります。
「家を買いたいけど、セミリタイアを諦めたくない」
そんな方の判断材料になれば幸いです。
賃貸が有利と言われる理由|お金だけで見れば正しい
まず前提として、
お金だけで比較すれば賃貸が有利という意見は理解できます。
理由はシンプルです。
- 家は資産ではなく負債になりやすい
- 持ち家は
- 固定資産税
- 修繕費
- ローン利子
がかかる
一方、賃貸は、
- 家賃
- 更新料
程度で、管理や修繕の心配もありません。
また、
- 家の価値は基本的に年々下がる
- よほどの一等地でなければ、売却時に値下がりする
このため、
賃貸で支出を抑え、余剰資金を投資に回す方が
セミリタイアに近づきやすい
という考え方は、理屈としては正しいです。
子持ち・共働きという条件で考え直してみる
ここからは、
子持ち・共働き世帯という前提で考えてみます。
※なお、私は戸建て一軒家を前提に話します
(マンションとは条件が異なるため)。
持ち家でもセミリタイアできる理由
① ペアローン×住宅ローン減税の効果
共働きでペアローンを組むと、
- 夫婦それぞれに住宅ローン減税が適用
- 大きな節税効果
例えば、
5,000万円の住宅をペアローンで購入した場合、
トータルで約400万円の減税効果があります。
② 団信により生命保険が不要になる
住宅ローンを組むと、
団体信用生命保険(団信)が付帯します。
これにより、
- 生命保険に別途加入する必要がなくなる
仮に月2,000円の生命保険を払っていれば、
それだけで固定費削減です。
③ 駐車場・駐輪場代がかからない
戸建ての場合、
- 駐車場代
- 自転車・バイクの駐輪代
が不要になります。 月1万円かかっていた場合、
年間12万円、30年で360万円です。
インフレを考慮すると住宅ローンは不利ではない
5,000万円を
金利1%・35年ローンで借りた場合、
利息は約900万円です。
一見すると大きく見えますが、
- 年1%のインフレが続く
- 35年後の5,000万円は、現在でいうと実質3,500万円程度の価値
(35年後に現在と同じ5000万の家を建てるには現在価値で約7000万必要)
になります。
住宅ローンの借入額は
インフレの影響を受けません。
つまり、
- インフレ
- 住宅ローン減税
を考慮すると、
住宅ローンは必ずしも不利とは言えません。
住宅ローンの借入額はインフレによって実質的に軽くなっていくのです。
インフレはお金の価値を下げますが、住宅ローンの場合プラスに働きます。
持ち家のメリットは「お金以外」の方が大きい
子育て世帯にとっての圧倒的な住みやすさ
- 最新設備
- 騒音を気にしなくていい
- 風呂・キッチンが広い
- 子どもがどれだけ騒いでも問題なし
これは、賃貸ではなかなか得られません。
家の敷地で完結する子ども遊び
- 縄跳び
- 水遊び
- 花火
- 砂遊び
- シャボン玉
公園に行かなくても、
ちょっとした遊びが家で完結します。
車との相性が抜群
- 買い物後の荷物移動が楽
- 子どもが車で寝ても、抱っこしてそのまま家へ
これは、
子育て世帯にとってかなり大きなメリットです。
高齢になってからの「賃貸リスク」
賃貸には、
年を取ってからの不安もあります。
- 高齢になると借りづらい
- 建て壊しで突然の引っ越し
- 年金生活でも家賃を払い続ける必要がある
年金生活になってから、
- 社会保険料
- 家賃
を払い続けるのは、
精神的にも金銭的にも負担です。
一方、持ち家であれば、
- 現役時代にローンを払い終える
- 老後の固定費を大きく下げられる
可能性があります。
家は「思い出」と「実家」を残せる資産
持ち家には、
数字では測れない価値があります。
- 家族の思い出が詰まる
- 子どもにとっての「実家」になる
- 子や孫が遊びに来る場所になる
建物の価値は下がっても、
土地の価値は残ります。
近年は、
土地価格が上がっている地域も少なくありません。
相続という観点でも、
- 子
- 孫
に資産を残すことができます。
持ち家は「自分が住む不動産投資」と考える
私は、
家を買うこと=不動産投資に近い
と考えています。
不動産投資には、
- 空室リスク
がありますが、
持ち家は空室リスク0です。
- 自分が住む
- 自分に家賃を払っている
と考えることもできます。
低金利ローン×投資でセミリタイアは成立する
住宅ローンは、
- 超低金利
- 住宅ローン減税あり
という、非常に条件の良い借入です。
一方で、
- S&P500などのインデックス投資
- 年利7~10%は珍しくない
低金利で借りて、
高利回りで運用する。
これは、
セミリタイアを目指す人にとって合理的な戦略です。
私は、
- フルローン
- 手元資金を残す
- 投資に回す
という選択が正解だと思っています。
NISAを活用し、
毎月数万円投資するだけでも、
将来は大きな差になります。
まとめ|セミリタイアを目指す人にとって持ち家は選択肢の一つ
「家を買うとセミリタイアできない」
これは、一面的な見方です。
- 投資リテラシーがある
- 支出管理ができる
- 長期視点で考えられる
こうした人であれば、
持ち家でも十分セミリタイアは可能です。
セミリタイアを目指すからこそ、
マイホームを戦略的に考える。
それは、
決して間違った選択ではないと、私は思います。


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