「家の前で野菜を売ったら、実際いくら稼げるの?」
家庭菜園や小規模農業を始めると、誰もが一度は考える疑問だと思います。
私もセミリタイア後、
自宅の一角で無人の直売所を始めてみました。
この記事では、
- 自宅直売は本当に売れるのか
- 実際の売上とリアルな収益
- 直売が向いている人・向いていない人
を、小規模農業の実体験ベースで正直にお伝えします。
結論|自宅直売は「売れる」が「稼げない」
結論から言うと、自宅の直売所は普通に売れます。
ただし、全く稼げません。
本気で稼ごうと思うなら、
- 野菜を大量に作る
- 大量に売れる販路を持つ
この2つが必須になります。
野菜は単価が低いため、
「とにかく量を作らないと利益が出ない」ビジネスです。
農家がJAに出す理由は「量と安心」
大規模農家が農協(JA)に出荷する理由は以下の要素が強いと思います。
- 大量に買い取ってくれる
- 売れ残りを回収しなくていい
- 販売先が安定している
直売所や道の駅では、
売れ残った野菜は基本的に自分で回収です。 大量生産 × 大量販売ができないと、
直売だけで稼ぐのはかなり大変です。
高単価野菜は初心者にはハードルが高い
最近はスマート農業で、
- 高単価作物
- IT管理
- 効率生産
といった成功事例も増えています。
ただ、実際には
- 初期投資が高額
- 設備が本格的
- ノウハウ必須
正直、農業初心者から見ると
一部の成功者の世界という印象です。
私の農業スタイルは「小規模×趣味寄り」
私のスタイルは完全に小規模農業です。
基本方針は、
- 自分で食べたい野菜を育てる
- 良い出来のものは直売に出す
- 規格外は自家消費
スーパーに行くと、
「え、これでこんなに高いの?」
と感じることも多く、
最近の野菜高騰を実感します。
小規模だからできる「手間をかける農業」
農業は自然相手です。
- 天候
- 虫
- 獣害
- 異常気象
特に最近の猛暑は深刻で、
私も苗が枯れたり、きゅうりが育たなかったりしました。
ただ小規模だからこそ、
- 幼虫を手で駆除
- 雑草をこまめに抜く
- 不織布で日差し対策
といった手作業ケアが可能です。
農薬についての私の考え方
大規模農業では、
農薬はほぼ必須です。
これは「悪」ではなく、
商売として安定供給するなら当然の選択だと思います。
私は、
- 自然由来の農薬のみ使用
- 市販の強い農薬は不使用
小規模・自家消費メインだからこそ、
自分の基準で育てられています。
ちなみに、唐辛子ニンニクスプレーをよく使いますが、
高確率で目に入って虫よりも自分がやられています…
自宅直売のリアル売上を公開
私の直売実績はこちらです。
期間
2025年7月末〜12月(約半年)
直売所売上
約 64,000円
メルカリ売上(さつまいも)
約 12,000円
合計
約76,000円
内訳の半分以上はさつまいもです。

なぜさつまいもがメインなのか
理由は3つです。
- 初心者向けで育てやすい
- 手間が少ない
- 販売期間が長い(9〜12月)
最初の作物としては、
さつまいもは本当に優秀です。
自宅直売が向いている人・向いていない人
向いていない人
- お金をたくさん稼ぎたい人
- 副業収入を期待している人
- 効率重視の人
向いている人
- 趣味として農業をやりたい
- 自分で育てたものを売りたい
- 少量でも満足できる人
自宅直売は「稼ぐ場所」ではなく「楽しむ場所」
自宅の一角でやる直売所は、
- 売れる
- でも稼げない
- だけど満足度は高い
という不思議な存在です。
私にとって直売所は、
お金を稼ぐための場所ではなく、
生活を豊かにするための場所
です。
小規模農業 × 自宅直売は、
「収入」より「ライフスタイル重視」の人に
最高に相性のいい選択肢だと思います。


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